業界掟破りの ウィルコム「だれとでも定額」 。。。




かつてPHSといえばNTTパーソナル、アステル、そしてDDIポケットなど各社がPHS事業を行っていました。
現在のPHS事業はソフトバンクの傘下に入ったウィルコム1社となる。

DDIポケットはスタート当初から他社の20mWの送信出力よりパワーの大きい500mWで事業展開をしてきた
関係でウィルコム(旧DDIポケット)はPHS事業としては今で言う、「勝ち組」的な会社でもある。


しかし携帯電話との相互接続や料金の問題など事業を続ける上で様々な荒波に揉まれてきた
経緯はご存知の方も多いと思います。






そんな中で最近のウィルコムは「だれとでも定額」なる業界としては掟破りの音声定額プランを発表し、
ジワジワと契約数を伸ばしているようだ。

ご存知の方もいると思うがウィルコムから国内の他社ケータイ(ドコモ、AU、ソフトバンク)や固定電話(IP電話)への
通話が10分以内であれば無料! 当然ウィルコム同士は24時間無料だ。



まぁ、話す内容をまとめれば10分もあればだいたい終わるはずだから、かなり使える料金プランでもある。

最近ではスマホと通話用携帯の二台持ちの人も多くなってきているが料金プランが安く他社携帯へも気にせず
通話が出来るウィルコムの戦略はなかなかのものだと思う。





昔はPHSなんて学生の持ち物とか電波が弱いとか言われがちたったが根本的にケータイとはシステムが違い、
細かな基地局ネットワーク展開が行われていて実際に車での街中走行でも切れる事は少ない。 

また皆さんもご存知のとうり携帯電話よりも電子機器への影響が少ないので医療機関などの院内通話でよく使われています。
 

それとPHSは音質も良く携帯電話同士の通話より会話の遅延が非常に少ないのです。そう言えば昨年の3・11の震災の時もPHSは比較的繋がりやすく、PHSからPHSはほぼ問題なく
通話が出来たとの事でメディアでも取り上げられてましたね・・・次回もウィルコム話の 第二段を予定しておりま~す。。。

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