かつてアナログTVの音声が聞くことができたFMラジオでのワイド周波数帯が再び使える日がやってくる!
9月2日総務省は、東京圏のTBS・文化放送・ニッポン放送に「FM補完中継局」の予備免許を
出すと発表しました。要するにAMラジオの3社がFMラジオでも聞けるようになるという事です。
じゃぁなぜ今回新たにAM放送局にFM電波を交付したのか・・・
最大の理由としては地震などの災害により大きな面積で地べたに張るAM送信局が液状化などで障害を受ける可能性や都心の難聴地域への対策という事です(表向きはw)。
![]() |
= AM放送の送信アンテナ = |
今回東京圏の在京3つのAM放送局に交付されたFM周波数は、TBSは90.5MHz、文化放送91.6MHz、ニッポン放送93.0MHzになり 送信所は東京スカイツリーから7Kwと現在のNHKFMやJ-waveと同じ出力 になるとの事・・・
ここで ん? とピンときた人もいると思いますが・・・ そーです!?
従来のFMラジオは76~90MHzにしか対応していないものもあり、それらの製品では聴取できないのです。 なので・・・
= FM76~90MHzまで受信可能ラジオ = |
こんな感じに、76~90MHz帯までしか受信できないラジオは残念ながらムリっぽい状況という事
ですね。でも、なんかTBS(90.5MHz)だけならラジオによっては受信できそうなかんじですねw
= FM76~108MHzまで受信可能ラジオ = |
尚、今回のFM電波は「補完中継局」との事であくまで中継局の意味合いらしいのですがそれでも、AMラジオ局がクリアな音のFM電波でも聴ける事で既存のFM放送局からもなにかしらのアクションがあるでしょうね。因みに今回の送信出力に関しては当初広域放送局との事でもっと高い送信出力の要望があったらしいですが既存の大手FM放送局の反発があって同じ送信出力になったようです・・・
2015年春頃にはFM電波での開局予定らしいですがおそらく試験電波としての放送もありますからそれより前にはFM電波で聞けるでしょうね。
スマホアプリで聴ける時代といっても3.11のように地震なとでネットが繋がりにくい事を考えるとやはりラジオの電波を受信して聴くのが一番とゆうことです 。。。