目論むがガラケーよりも通信量が数十倍多いスマホはキャリアにとっても高速インフラへの設備投資が急務となっている。
NTTドコモ Xi (クロッシー)
37Mbps~72Mbpsのスピードをアピールするが2011年12月現在ドコモエリア全体の30%に満たない。
また2012年10月以降にユーチューブやUSTなどの動画データが多いものをクロッシー速度を維持しながら
長時間利用するとなると追加料が発生し結局は事実上の青天井プランとなってしまう。
KDDI AU 「プラスWiMAX (UQ-WiMAX) 」
事実上KDDIグループとなるUQコミュニケーション。いち早く高速通信のインフラを構築し
唯一、通信量に応じた速度の規制がないデータ通信専門のキャリアである。スマホへ対応し
AUとの方式が違うことから本当の意味でトラフィックの分散にはなるが消費電力が多いのが
ネックでもある。
ソフトバンクモバイル 「 ソフトバンク4G」
買収したウィルコムのXGPシステムをベースにした新たなAXGPを構築し高速通信をアピールして
いる。またいずれLTEに参入の予定でもあるがその前にまずはiPone4や4sの為にいわゆるプラチナ
バンドと言われる900MHZ帯を是が非でも獲得し繋がりやすさをアピールたいところである。
パケットの定額料金が起爆剤で増えた携帯電話の通信ではあるがスマホの時代に変わる中で
海外ではあまりのトラフィック増加でべライゾンやAT&Tなど定額制の廃止が相次いだ。
日本でもSBMの孫社長が今後の状況次第ではそれも検討しなければならないと発言したりした
がそうなればユーザーが離れていくのは避けられないだろう。
通信会社の投資額の多さにも頭が下がるがプラチナバンドを獲得する為に総務省に強気な態度で
ビシバシものをいうSBMの孫社長にも脱帽してしまう。。。
0 件のコメント:
コメントを投稿