考えていたドコモ。いや、いずれは禁断の周波数を使う事も想定していたのかもしれない・・・
2004年当時まだドコモに身を置いていた夏野氏が90Xシリーズで大ヒットを飛ばした
後の後継機に901シリーズが予定されていた。(下記写真)
SH901ic F901ic
本来であればこの端末からFOMAプラスエリアが対応するはずだった。しかし一連の
周波数問題の中心人物となったソフトバンクモバイル(SBM)孫社長の猛反発により
周波数割り当て実施の差し止めを求める行政訴訟を起こした為にこの端末での
FOMAプラスエリア(800MHz帯)の搭載を見送ることになった。
周波数割り当て実施の差し止めを求める行政訴訟を起こした為にこの端末での
FOMAプラスエリア(800MHz帯)の搭載を見送ることになった。
因みにSHとFの端末には使われる事のなかったプラスエリア用の800MHz帯のアンテナが
飛び出ている(上記写真)・・ やはり悲しい。
下記、901is 700is シリーズ以降よりFOMAプラスエリアが実現できた。
F700is(上) N901is(下)
スマートフォンに沸いている現在、新たに今度は iPhone に対応している900MHz帯の
周波数を獲得をしようとSBMでは猛烈なアプローチを総務省している。
ではなぜ、900MHz帯の周波数を欲しがるのか?この項目の前に話したドコモが現在
利用する800MHz帯とほぼ同じく、2GHZ帯より周波数が低く直進性も低い為、障害物を
回り込みやすい特性があり少ない基地局で広いエリアのカバーが出来ます。
しかし反面エリアが広ければそれだけ多くの端末をカバーしてしまう為、キャパシティ・オー
バーで繋がり難い(輻輳が起きる)事も多くなります。したがって街中やイベント会場な
ど人口が密集しているところでは2GMHz帯で緻密な基地局を設置したほうがより多くの
ユーザーに利用してもらえるという事です。
ではなぜ、900MHz帯の周波数を欲しがるのか?この項目の前に話したドコモが現在
利用する800MHz帯とほぼ同じく、2GHZ帯より周波数が低く直進性も低い為、障害物を
回り込みやすい特性があり少ない基地局で広いエリアのカバーが出来ます。
しかし反面エリアが広ければそれだけ多くの端末をカバーしてしまう為、キャパシティ・オー
バーで繋がり難い(輻輳が起きる)事も多くなります。したがって街中やイベント会場な
ど人口が密集しているところでは2GMHz帯で緻密な基地局を設置したほうがより多くの
ユーザーに利用してもらえるという事です。
SBMが WiFi で何処までトラフィックの分散を出来るかよりも周波数の獲得に躍起になっている
ほど深刻な問題に直面している状況がうかがえる。
しかし都心でも圏外や繋がり難い場所が多いと言われているSBMですがその周波数獲得の前に
もう一度、都心においての2GHz帯のエリア構成を見直すのが先決ではないかと感じます。
先ほどの使われなかったアンテナの話ではないがSBMユーザーが今使っているiPhone4など、
すでに搭載されている900MHz帯チップの活躍は果たして叶うのだろうか?
すでに搭載されている900MHz帯チップの活躍は果たして叶うのだろうか?
今後の推移を見守りたい。。。
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