1989年10月 トヨタから衝撃的な車が登場しました。
初代セルシオ(米国名レクサスLS)です。
当時日本の高級車と言えばクラウンでした。CMでも「いつかはクラウン」という
キャッチコピーが有名になったくらいです。
しかし、いわゆるセレブと言われる方々はステータスといえば当時はベンツやBMWでした。
トヨタはこの輸入車への挑戦という意味でも、新しい世界基準の車を完成させました。
トヨタ社内でも極秘プロジェクトが1980年代初頭から進んでいた事が分かります。
多くのスタッフが今までに無い高級車を作ろうとした様子が伺えます。
実際に歴代のセルシオに乗る機会がありましたが静止性や安定性は別格であったと
感じました。作りとしては初代のセルシオのほうがバブル期とあって素材の質感や装備が
充実していた印象があります。
2006年にセルシオ名は幕を下ろす事になりましたが、同年8月にホテル並みの接客と
サービスを武器に、ご存知、日本でのレクサスブランドが立ち上がりました。
時代が変わってもこういった高級車は存在していますが、こころなしか高級車の
CMがここ数年ほとんど無い様な気がするのはレファンスだけでしょうか。。。
(※写真は初代セルシオのカタログより抜粋しております。)
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